He is Bronson 繊維工廠にうんを漏らす

むかしむかし。神戸のメリケンパークにある魚の像の前で、ブロンソンは囁いた。


ワシは死ぬ。おまえの為なら死ねる。

ワシがやってきたことは全て人の無駄で人の役には立たんものじゃ。

でも、おまえと会えたことは何よりも幸せだった。

おまえがいてくれてありがとうな。

おまえは1000年に1人の「人間」じゃ。


ただでさえブロンソンも現人神(あらひとがみ)だという説があるのに、ポートタワーの頂に「ハナクソの炎」を灯すとはこれやいかに。

……という話を、御影のドザエモンから聞いたその翌日だった。

おかしいだろ。俺も現人神になろうとしている。

小さい頃「ニド」と呼ばれた俺が、何の役にも立たない「無意味の神」になろうとしている。

「ニド」は本当に俺の本名なのだろうか。


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